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用語集
あ行
アウトライン化 |
Illustratorにて作成したテキストを文字から図形にすることです。 これを行わないとデザイン制作したパソコン以外のパソコンでは所持しているフォントの違いから、指定されたフォントで表示されません。 ご支給いただくデータは、全ての文字のアウトライン化をお願いいたします。 |
RGB |
色の表現方式の一つで、R(赤)、G(緑)、B(青)の、光の3原色を組み合わせてさまざまな色を表現する方式です。 RGBは、ブラウン管や液晶ディスプレーなどで使用されているため、パソコンの映像出力方式のひとつにもなっています。通常、パソコンではRGBをそれぞれ8ビットで表現し、それらの組み合わせで色を再現します。8ビットで表現できる色は256通りあり、RGBの3色を組み合わせると256×256×256で、約1670万色となります。パソコンでいうフルカラーとは、この約1670万色を指しています。 デザイン入稿の際には、RGBではなくCMYKで色を設定してください。 |
アセンブリ |
Assenbly(アセンブリー)とはCDプレス工程に置いて、CDプレスされたCDとケース、さらに印刷物などを組み立てる事を指します。 口語として言いやすいため、話す時には「アッセンブリ」や「アッセン」と言う場合もあります。別名「ケースセット」。 |
インクジェット印刷 |
通常の工場CDプレスでは使用されませんが、CDコピーサービスやオンデマンドCDにての盤面印刷には有効です。 版を必要とせず、小ロットに対応出来る事から、オンデマンドCD発売用や手売り用に有効利用されていく「第3の」レーベル面印刷技術となります。 |
WAV(WAVE) |
音声データ記述のためのフォーマット。主としてWindowsで使われるファイル形式で、ファイルに格納した場合の拡張子は「.wav」。 拡張子から、WAVフォーマットという呼び名が一般的ですが、音楽業界ではweb(ウェブ)と響きを区別するために、【ワブ】とも呼ばれています。 圧縮率が極めて低く音質の劣化がない分、ファイルサイズはmp3などに比べてかなり大きくなります。 音楽CDを作る際には、一度WAVに変換して書き込むことが多いです。 |
映像方式 |
DVDプレスの場合、走査線の違いで映像方式がPALとNTSCの2つがあります。 日本やアメリカはNTSC方式なのに対し、ヨーロッパは PAL 方式のため、再生させるにはPAL方式に対応した再生環境が必要です。 日本でPAL方式のDVDを再生させられる機種は限られていますが、一応日本国内で販売されています。 但し、日本国内向けに販売されているオーディオ機器では保証の対象外となる場合もあります。 詳しくは「PALとは」「NTSCとは」をご参照ください。 |
NTSC |
日本とアメリカは映像方式をNTSC(National Television Standards Committee)に統一しています。 NTSCとは、地上波アナログカラーテレビ放送の方式を策定したアメリカ標準化委員会の名称です。 NTSCの走査線はPALより10本少ない525本で、PALの方が高画質映像には適していると言われていますが、日本(アメリカ・中南米)の再生機は全てNTSCの規格に合わせ作られている為、実際にPAL映像を見ようとした場合、PCでの鑑賞しか出来ないのが現実で、PAL映像をわざわざヨーロッパにて買ってきても、意味がないのが現状です。 国内で販売する為のDVDオーサリングは必ず、映像方式はNTSCで行ってください。 |
mp3 |
MP3(エムピースリー、MPEG Audio Layer-3)は、デジタル技術によって音響データを扱うための圧縮技術の1つであり、それから作られる音声ファイルフォーマットです。 主要な音声圧縮方式と同様、人間の感じ取りにくい部分のデータを間引くことによって高い圧縮率を得る非可逆圧縮方式を採用しています。 開発元の独Fraunhofer IISによると、MP3を用いると音楽CD並の音質を保ったままデータ量を約1/11(128kbps)に圧縮することができ、音質を犠牲にすればさらに高い圧縮率を得ることもできるとのことです。 MP3には著作権保護機能がないため、市販のCDから音楽をパソコンにコピーして、MP3で圧縮、インターネットを通じて配布・交換する海賊行為が世界的に問題となっています。 |
MPEG |
映像データの圧縮方式の一つで、ISOにより設置された専門家組織の名称がそのまま使われています。 画像の中の動く部分だけを検出し保存するなどしてデータを圧縮していて、MPEG-1からMPEG-4までの各規格が定められており、再生品質はMPEG-1がVTR並み、MPEG-2がハイビジョンテレビ並みです。 |
オフセット印刷 |
CDプレス盤面印刷において、オフセット印刷はシルク印刷に比べ質感がやや落ちますが、写真やグラデーションのある画像などもきれいに印刷できるため、写真や画像を含む全体的な印刷に適しています。 CDジャケットの印刷はこのオフセット印刷が一般的です。 |
オーバープリント設定 |
Illustratorの設定でこの設定がオンになっていると色が重なっている部分の印刷結果が意図しているものと異なってしまうことがあります。(重なった色を混合として判断し、混ざった色の結果を判別しにくいため。) 印刷デザインデータを作成する場合にはこの設定をオフにしてご利用下さい。 |
OPP包装 |
PP(ポリプロピレン)フィルムを伸ばした、透明度の高い包装素材の事を指し、CDプレス業界でOPP包装、もしくはOP包装は、Pケースやスリムケース、トールケースを包装するのにキャラメル包装やシュリンク包装と同様に使用されています。 OPP包装は基本的に、明け口が粘着になっていて簡単に開け閉めができます。 |
か行
画像埋め込み処理 |
Illustratorで画像を組み合わせて盤面やジャケットをデザインした際、画像(.eps)とリンク切れを起こしている場合があります。 もし入稿後にその症状が発見された場合には納期が延びるため、必ず画像の埋め込み処理をお願いしています。 |
紙ジャケット |
20年前まで主流だったLP等のアナログ・レコードのイメージをそのままにCDのケースを作ったもので、シングルタイプとW(2つ折り4P)タイプがあります。 元々、アナログ・レコードとして発売されていた音源をCD、DVD等のデジタル・ディスクとして再リリースされる際、プラスチックのケースではイメージが合わなかった事から、LPアナログ盤の縮小版のような形で紙ジャケットが発売され、2007年辺りからインディーズシーンも本格的に巻き込み、多くの紙ジャケットケースを使用したCDが発売されました。最近は価格も下がってきており、通常のPケース(ジュエル10mm)と価格的に差がかなり小さくなってきています。 当社CDプレスサービスでは低料金低価格CDプレスの一環として紙ジャケパックを行っており、シングル・Wタイプ共に安価にて製作可能です。 |
紙ジャケ シングルタイプ |
昔主流だったアナログレコードのアルバムジャケットをそのまま小さくCD用にした形。 デザインのセンスが良く見えるため、最近ではインディーズ・シーンで非常に多く使われるようになりました。 |
紙ジャケ ダブルタイプ |
2つ折りの4ページ・タイプの紙ジャケをW(ダブル)と呼んでいます。 2つ折りの内側にCDを入れる切込みがあるタイプと、2つ折り片側にそのまま切れ込みがあり、外側から入れるタイプがあります。 |
キャラメル包装 |
ヒモ状の明け口を引っ張って封を開封できるタイプのビニール包装を指します。 主にガムや煙草でよく使われ、開封の安易さからCDプレス時に良く使われます。 |
コンペアチェック |
CDプレス時に元のマスターとコピー後のディスクデータを比較し、異なっているところがないかをチェックする作業です。 |
光学記録メディア |
Pitと呼ばれるくぼみがCDやDVD等の同心円状に設定された「トラック」と呼ばれる周の上に無数に並んでいます。 このくぼみの有無により読取りヘッドから照射されたレーザーに反射光変化が生じますが、その変化を利用しデータを表現するメディアのことを光学記録メディアと呼んでいます。 |
さ行
シルク印刷 |
CDプレス盤面印刷においてよく使われる印刷方法です。 ベタ塗り中心のデザインで3色以内のものであれば、オフセット印刷よりも質感が高く仕上がるためオススメです。 ただし、写真や画像を含むものやグラデーションを含むものには適しません。 |
ジュエルケース |
表面側にフロント・ジャケットを入れ、裏面にもバックインレイをはさむことができる3ピース構成のケースで、1番一般的なタイプのプラスティック(P)ケースを指します。 市販されているCDのほとんどはこのタイプで、厚さは10mmとなり、略して10Pケースとも呼ばれます。 当社でCDプレス&アセンブリご発注の場合、透明のジュエルケースとなります。 |
シュリンク包装 |
キャラメルのような開け口がなく、完全に密封するタイプのビニール包装です。 紙ジャケット、デジパックなどに良く使用されます。 |
CD-R |
CD-Recordableの略称で、CD-Rドライブで1度だけ焼込むことができるメディアの事です。 オンデマンドCDや小ロットCDに向いているため、需要が高まっています。 |
CD-ROM |
CD-ROM は「Compact Disc Read Only Memory)」の略で、コンピュータ上で扱われるデータが記録されている、読み取り専用メディアの規格のことです。 CD-R/CD-RWに比べて寿命が長く、家庭では実質作成できず、通常、業者にプレスを頼み作成します。 製造工程で一度データを書き込むと、追加・消去が行えなくなります。 |
CD-DA |
CD-DA は「Compact Disc Digital Audio)」の略で、通常のオーディオCDを指します。 スペックはサンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16ビット、2チャンネル(ステレオ)で記録し、最大記録時間は640MBのディスクで約72分、650MBのディスクで約74分、700MBのディスクで約80分となります。 当社でCD-DAプレスを行う場合は録音時間(再生時間)が68分以内を推奨していますので、それをオーバーする際は必ずご相談下さい。 |
CD/DVDプレス |
工場でデータを書き込んだ金型(スタンパー)を作り、その中に、高温高圧のポリカーボネートをインジェクトして、データディスクを作る方法を指します。プレスしたCD/DVDは熱に対する耐性や経年劣化に対する耐性が強いのが特徴です。 また大量生産に向いているので、たくさん作れば作るほど一枚当たりのコストが安くなります。 |
CMYK |
色の表現方式の一つで、シアン(Cyan:水色)、マゼンタ(Magenta:赤紫色)、イエロー(Yellow:黄色)、ブラック(黒色)の配合比率を変化させて、すべての色を表現する方式です。 理論的にはCMYの3原色ですべての色を表現できるが、実際にはこの3色の混合で黒を表現しようとすると汚い灰色になってしまうことが多いため、美しく印刷するために黒が独立しています。 デザイン入稿の際には、CMYKで色を設定してください。 |
スタンパー |
CDプレスをする際の原盤のことで、提出されたマスターディスクを元に作成されます。 |
スーパースリムケース(5mm厚) |
厚さ5mmの一番薄いプラスチックケースがこの「スーパースリム」です。 蓋(リッド)部分にはジュエルケースと同サイズのカード/ブックレットが装着できますが、1枚ぺら(2P)が限度とお考え下さい。どちらかというと見本用に使われ、商品用としては余り使用されていません。 |
た行
ダビング |
「コピー(複製を作る)」と同義語でCD・DVD業界では使用されています。 元々はカセットなどのコピーなどに対しよく使用されていた言葉ですが、最近、業界内では「コピー」、もしくは「デュプリ」と言う場合の方が多いです。 |
断裁 |
印刷・製本の加工工程の一つで、印刷された紙や白紙を断裁機で切る作業のことです。 同じ意味の言葉に「裁断」があり、特に型に合わせて布・紙・革などを切る場合に用いられます。 印刷・製本の事業所、断裁機メーカーによっては裁断・裁断機という表現を用います。 |
2Dケース |
最近流行のCD2枚、もしくはCDとDVDをセットで入れられるタイプのケースの事です。 弊社ではこのケースを「2枚組ケース」と呼んでいます。 |
DIC |
大日本インキ化学工業の略称で、ディックと読みます。シルク印刷の際はデザインデータ内にDIC No.指定を必ずしていただきます。 また、ジャケット印刷等で特色を使いたい方は別途お見積もり下さい。紙媒体の印刷でもDICを使う事は可能です。 |
ディスクアットワンス(DAO) |
CD-Rにデータ書き込みをする場合の書き込み形式のひとつです。 データ書き込みを中断せず一度で終わらせ、ファイナライズを行うため追記が不可能になりますが、他のパソコンや再生装置で正しく扱いやすくなります。 CDプレス時はこの形式で書き出したマスターをご提出下さい。 |
DVD |
映像記録の際に主に用いられるメディア。 形状や記録・読取方式はCD(コンパクトディスク)とほぼ同じですが、記録容量がCDに対してはるかに大きく(およそ6倍)になるため、CDでは不可能だった長時間映像の記録ができることが特長です。 |
DVD-R |
一度だけ書き込みが行える追記型DVD。DVD-ROMやDVD-RAMなど他のDVD規格とも互換性があります。 |
DVD-5 |
DVDメディア用語で片面1層(約4.7GB)のタイプを指します。 通常の音楽DVD(PVやライブ映像)で使用するタイプはコチラがほとんどです |
DVD-9 |
DVDメディア用語で片面2層(約8.5GB)のタイプを指します。 DVD-Rコピー(デュプリ)では、片面1層のタイプのみの受注となりますが、DVDプレスの場合、この片面2層のタイプ「DVD-9」も対応可致します。 このDVD-9なら高品質映像が2時間くらいまで入れることが可能ですので、高品質なライブ映像を販売したい時にはこちらをご利用下さい。 ただし、通常はレートを落としてDVD-5でプレスする場合の方が多い状況です。 |
DVD-ROM |
読み出し専用のDVDで、CDでいうCD-ROMに当たります。最大記憶容量は片面1層記録で4.7GB、片面2層記録では8.5GB。 主に、コンピュータ用ソフトウェアの配布や、映画など映像作品の配布に利用されています。 |
DVD-VIDEO |
DVDフォーラムによって策定された、DVDに映像を記録するための技術仕様。また、同仕様に従って作成された映像DVDのことです。 映像圧縮にMPEG-2規格を採用し、レーザーディスク以上の画質で最大で2時間強の動画を収録することができます。 CDレベルの音質で5.1チャンネルサラウンドに対応し、高い臨場感を味わえるようになっていて、音声を2チャンネルしか収録しない場合は、CDをはるかに上回る音質で収録することも可能です。 また、複数言語の字幕や音声吹き替えを1枚のディスクで表現できる機能や、視点変更などのインタラクティブ性を持たせる機能なども盛り込まれています。 |
DLTテープ |
磁気テープを利用した大容量記憶メディアの事です。しかしながらDVDプレスやコピーの場合、通常はDVD-Rでマスターを提出して頂きます。DVDプレスの際、コピーガード対応をご希望の場合は別途ご相談下さい。 ちなみにDVDのコピーガードには「CSS(デジタルコピーガード)」と「APS(アナログコピーガード)」の2種類があり、「APS」の場合、マクロヴィジョン社とのライセンス契約が必要になります。 |
DDP |
Disc Description Protocolの略で、2005年10月に日本レコード協会が設定したCDマスターの規格です。DDPフォーマットは、マスター音源のデータ保存形式であるため、特定のメディアを規定している物ではありません。 CDの音を極力劣化させない納品形態として普及していて、マスタリング専用ソフトの中でもこのフォーマットで書き出せるものが増えてきました。 なおDDPフォーマット規格はDCA社が権利を保持しており、ライセンス費用などは不要であるが規格の内容が無制限にオープンになっているわけではありません。 |
デュプリケーション |
和訳すると「複製」。つまりCD-R/DVD-Rを使用したコピーの事です。 略して「デュプリ」とも言いますが、当社ではデュプリを分かりやすく「コピー」という用語で統一しています。 ちなみに大量にCD-R/DVD-Rをコピーする機械の事をデュプリケーターと言います。 |
トラックアットワンス(TAO) |
トラック単位で書き込むタイプで、後から追加書き込みが可能です。 ただし、ご入稿形式としては向いておりませんので、当社ではマスター入稿はDAO(ディスクアットワンス)のみ受け付けます。 |
取り置き |
CDプレスにおいて印刷物を多めに作り、それをプレス&アセンブリ工場で保存しておいてもらう事を「印刷物の取り置き」と言います。 「取り置き」を利用する方法は特に小ロットCDプレスサービスを利用するレーベルには有効で、小ロットCDプレス&印刷物取置きにより、保存されている印刷物を利用することで迅速・最速クラスので安価な追加発注(リピート)が可能となります。 弊社では基本的に取り置きは行っておりませんが、ご希望の方はご相談下さい。 |
トールケース |
DVDのケースとして元々は一番一般的なタイプのケースです。CDケースよりも高さがあり、縦長となっています。映画等のDVDはほとんどがこのケースを使用していますが、音楽の世界では少しずつ2Dと呼ばれるケースを使用する比率が増えてきました。 しかしながら、CDとDVDを区別するのにも効果的ですのでDVDはトールケース、CDはジュエルケースと分ける事をオススメします。 |
な行
塗り足し |
仕上がりのサイズよりも外にある、印刷物が裁ち落とされる部分のことをいいます。 印刷物は、実際の仕上がりより大きな用紙に印刷されご指定いただいたサイズに四方を断裁して仕上げます。 その際、用紙を何百枚も重ねて断裁するため、多少の断裁ずれが生じることがあります。 少しでもずれが生じると、紙端に白色(印刷されていない部分)が出てしまうため、背景色を実際の仕上がりよりも余分に大きく作成していただくことが必要です。 |
は行
バックインレイ |
バックカードと同義語です。Pケース(ジェルケース)の裏面に挿入する印刷物の事です。 ちなみに表側に配置される印刷物は(フロント)ジャケットと言います。 |
PAL |
ヨーロッパを中心とした映像はPAL(パル)と呼ばれる映像方式に従っています。日本のNTSCとの違いは走査線の数で、NTSCが525本なのに対し、PALは625本となり、情報量が多いため、DVD映像画質をより鮮明に記録・再生できると言われています。 しかし日本で市販されている再生プレイヤー自体が日本とアメリカの方式NTSCに準拠された仕様であるため、PALを再生できるプレイヤーはあまりありません。ヨーロッパで購入したDVDは日本のプレイヤーで再生できない場合がありますのでご注意下さい。 また、DVDオーサリングをご自身で行った場合、使用するソフトによってはPAL、もしくは音声がPALで映像がNTSC、というようなことが稀に起こりますので、プレス等にお出しになる場合はご注意ください。 |
バルク |
本来は「大量のものをひとまとめにした固まり」や「付属品の無い素のままの状態のもの」を指します。 CDプレスやDVDプレスにおけるバルクとは、CD/DVDをプレスした際、そのプレスされた盤が積まれ、一塊(50・100枚重ねが通常)になった状態を指します。 このバルクにPケースや紙ジャケット等印刷物が加わり通常の販売用CD/DVDとなりますが、サンプル用、もしくは海外でバルクのみの発注とし、国内で印刷物と合わせアセンブリをする為にバルク発注するレーベル様も多々あります。 |
Pit(ピット) |
CDやDVD等の光学記録メディアにデータを記録する「くぼみ」です。 通常販売されているCDやDVD等、プレスによりデータを記録しているメディアは表面に物理的なくぼみがついています。それに対し、CD-RやDVD-R等のメディアは、くぼみを付ける代わりにメディア内部の相変化膜に化学変化を生じさせ、くぼみの代用としています。 反射率が一定の状態で読み取られたピットを「0」、反射率がピット中で変化したピットを「1」と認識する方法が一般的です。 |
ファイナライズ処理 |
CD-RやDVD-Rなどの追記型のメディアを、様々なプレーヤー再生可能な状態にするために行う最終処理のことをいいます。 ファイナライズされていないメディアは、書き込みを行った機器以外で再生できない場合があります。 DVD-Rでご入稿の際は、必ずファイナライズ処理を行なってください。 |
不織布 |
片面が透明ビニール、もう一方が布のタイプのソフトケースで記録面を布側、表面(盤面)をビニール側にして収納します。 雑誌の付録やDM等に使用するための貼り付け可能タイプもあります。ご希望の方はご相談下さい。 |
ベリファイチェック |
ベリファイチェックとは、きちんと規定のデータ形式にてメディアにデータが書き込まれているかをチェックする作業のことを言います。 |
ま行
マキシケース(7mm厚) |
7mm厚の薄手のプラスチックケースで、元々マキシシングルCDやミニアルバム等のケース用として使用されていたため、「マキシケース」と呼ばれています。 10mmPケースのようにバックインレイを入れる事はできず、CDを固定するトレイ(ボトム)と蓋部分(リッド)の2ピースでできています。 印刷物は余り厚いものは無理で、通常2Pか4Pまでをジャケットとします。バックインレイが付かない為、ケース裏側から見るとCDが丸見えを利用し、 CDのデザイン面をケース裏面に配置する「逆セット」でケースに入れる方法が最近では一般的な手法となってきています。 |
ら行
REDBOOK |
CD-DA(音楽CD)の規格を指します。 ちなみに「YELLOWBOOK」 = CD-ROM(データCD)の規格、「BLUEBOOK」 = CD-EXTRA(エンハンスドCD)の規格を指します。 |
リッチブラック |
ブラック(K)100%だけではなく、他の色を掛け合わせて表現されたより深みのある黒のことです。 デザイン上の効果を狙って使用されることもありますし、また通常のブラック100%では若干下地が透けてしまうことがあるので、これを防ぐためにもリッチブラックは有効です。 |
リピート |
CDプレスを再発注することを指します。 |
レプリケーション |
【Replication】…本来は「複製(レプリカ)」を作る、という意味。 むしろIT関連の用語として一般化していますが、CDプレス業界では、プレスすることを「レプリケートする」と言います。 「プレス=レプリケーション」、「コピー=デュプリケーション」と使い分けるのがCD・DVDプレス業界の一般的使用方法です。 |