若い女性に限らず、誰しもそんな願望をもつものです。
もちろん私もです。
せっかくCDとして生まれたからには、
キレイな印刷を施されて、買ってくれた人に愛されるCDでいたい。
きっとCDだってそう思っているはず。
シルク印刷は、より高い質感で盤面印刷ができる、当社おすすめの印刷方法です。
以前にご説明したように、CD盤面の印刷は
・オフセット印刷
・シルク印刷
この2種類から選ぶことになります。
選び方については、以下の記事をご覧ください。
そこで今日は美しき印刷方法、
シルク印刷のデザイン
についてご説明したいと思います。
盤面のシルク印刷の場合、色は「DICカラー」または「PANTONE」でご指定ください。
DICカラーは以下の手順で確認できます。
[ウィンドウ]→[スウォッチライブラリ]→[カラーブック]→[DICカラーガイド]
CMYKの4色では表せない特別な色、それがDICカラーです。
弊社のCDプレスの場合、DICカラーを使うのは「盤面のシルク印刷」の場合だけになります。
※ジャケット・帯・バックインレイなどの紙の印刷物にDICカラーは使用できません。
100%にしないとインクが点状になり(網点)、デザイン通りに印刷できません。
濃度は必ず100%でお使いください。
シルク印刷には使える色数に限りがあります。
上図の場合、白、赤、青、黄の「白+3色」なので、シルク印刷が可能です。
白+3色以上の場合はオフセット印刷で承ります。
シルク印刷は、1色ずつ版(型)をつくり、1色ずつ塗っていきます。
なので、同じ色のオブジェクトは、同じレイヤーにまとめてください。
ただしデザインの重ね順の都合で、同じ色でも2つ以上のレイヤーに分けなければならない場合は、
分けても構いません。
シルク印刷の盤面には、JPG画像などは使用できません。
Photoshopなどで作成した「1枚のJPG」では、色を分けることができないため、
シルク印刷はできません。
ロゴマークなど、デザインの一部にでもビットマップ画像(JPGなど)が使われている場合、
それが単色だとしてもシルク印刷はできません。
illustratorの「画像トレース」機能を使うなどして、
すべてのパーツをベクターで、つまりillustratorで作成してください。
シルク印刷をするには
・白+3色以内で作る
・色ごとにレイヤーを分ける
この3点にご注意いただければ問題ありません。
そのほかシルク印刷が可能かどうかわからない場合は、
お気軽にご連絡ください。
これにてCD盤面デザインは終了!
次回からはジャケットデザインについて説明します!