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2015年4月8日

T-cophony 「Solitary walk(Special edition)」大好評発売中です!

アコースティックギター・インスト界で独自のジャンルと地位を築き上げてきたT-cophony。ダブルコネクトのイチオシアーティストとしてお馴染みの彼の2014年発売のアルバム「Solitary walk(Special edition)」がついにAGALTAにも登場です!
まずはアルバムタイトルにもなっている「Solitary walk」からご覧ください。

今作ももちろんT-cophonyの真骨頂であるアコースティックギターでの高速タッピングは健在!聴覚的にはもちろんのこと、圧倒的すぎる指さばきは視覚的にも爽快です。

筆者のおすすめは1曲目「Dizzy spells」。日本語訳すれば「浮動性めまい発作」。このタイトルの1語から喚起されるイメージと、そして高速タッピングが想起させる浮動・回転・非現実性。おそらくは自らの体験をもとにしたであろう、T-cophonyの音楽性・人間性を存分に示した彼らしい1曲です。

今や日本のみならず世界中にフォロワーを生み、YouTubeには数多くのカバー動画が投稿されるまでになったT-cophony。それらの動画のいずれも、彼に負けず劣らずテクニカルな演奏を見せてくれています。しかし世界中、技巧派ギタリストはあまたいれども、T-cophonyだけが特別な存在である理由はその「作曲能力」。

決して派手にテクニックを見せつけるだけでなく、そのテクニックを余すことなく用いながら、繊細かつ孤高ともいえるT-cophonyだけが持つ世界観を築き上げる表現力、独創性。
つまり技術はあくまで楽曲を構築するための手段として用いられていて、それが曲の中で意味と必然性を持っている点に注目しなければなりません。彼は単なるギター曲芸師とは根本的に異なるのです。

彼の楽曲に言葉はありませんが、その手から紡がれる音が言葉以上に彼だけの世界を、彼の内部世界の深遠さを、何よりも雄弁に物語っています。時に「病的」とすら評されるその心象風景をギターで音に変換する表現力・作曲能力こそがT-cophonyの凄みだといえるでしょう。

レコード会社より一度全国流通販売された作品の、自主制作リリース版となる本作「Solitary walk(Special edition)」。本作は全国のフォロワー、ギターキッズのみならず、エレクトロニカ、アンビエント、ポストロック~マスロック~エモのリスナーにも強烈にアピールできる作品となっています。

ダブルコネクトが激PUSHします!
この機会にぜひT-cophonyの世界に触れてください!

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【曲目リスト】
1. Dizzy Spells
2. Introvert’s holiday
3. Module
4. Secret ability
5. Soar
6. Wet under head
7. Orbit
8. Solitary walk
9. Mental magic box
10. Overcast
11. Gray
12. Polygon space
13. Fall leaves
14. Summer train (New version)
15. Closed (Long version)
16. Fall leaves (Piano version)
17. The last by lying on my back
18. 14days for life (New version)
19. Obsessive
20. Night Express
21. Unsociable
22. Sprint
23. Re cold night
24. Softener
25. Forgotten

TCCD-0006
¥2,400(税込¥2,592)

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